SDGs

心置きなく楽しめるサステナブルなツリー 使用済の枝葉を再利用

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 SDGsはもはや常識になった昨今、それでもこの季節になると、「クリスマスの飾りはシーズンが終わるとどこへ?」という引っかかりがなくはない。ザ・リッツ・カールトン京都(マリオットインターナショナル・米)の飾りはその点、心安らかに楽しめる。今年1年間、館内の装飾に使用した枝葉を再利用した素材や、枯れた盆栽を使用した「サステナブル・クリスマスツリー」が12月25日まで飾られている。

昨年に引き続き、館内の装飾に使用した枝葉を再利用
昨年に引き続き、館内の装飾に使用した枝葉を再利用
「ラ・ロカンダ」入口の装飾
「ラ・ロカンダ」入口の装飾

 ロビーに設置された高さ約2mのツリーは、昨年も使用した「七夕の竹」「枯れた盆栽」「ソテツ」に加え、今年新たに「紫陽花」「ドラゴン柳」「グレビレア」を再利用して作り上げた。フローリストがひとつひとつ手作業でゴールドに色付けした、合計6種類の再利用素材を組み合わせ、華やかながらも趣のあるクリスマスツリーになっている。

エントランスの装飾
エントランスの装飾

 イタリア料理「ラ・ロカンダ」の入口にも、今年新たに加わった再利用素材である「ハスの実」や「びわの葉」を含めた計4種類の再利用素材を使用した華やかな装飾を飾っている。