磐梯山ジオパークの活性化目指す 大和ハウス工業が地元団体と覚書

「締結式の様子」（中央左：大和ハウス工業・乾敦史 福島支社長、中央右：磐梯山ジオパーク協議会・遠藤和夫 会長）

 

　大和ハウス工業（大阪市）は2023年3月26日、福島県の磐梯山ジオパーク地域の地域活性化や地域資源保全を目的に、磐梯山周辺の3自治体らで構成する磐梯山ジオパーク協議会（会長・遠藤和夫 北塩原村長）と、「磐梯山ジオパーク活動に伴う包括的な協力事項に係る覚書」を締結した、と発表した。

　地域の情報発信を通じた流入人口の増加による地域活性化のほか、ジオパーク活動に対する住民の理解促進、自然環境の保全と教育活動を通じた持続可能な地域を目指す。具体的には、連携事業の情報発信、双方の所有・関連施設を利用したコンテンツ造成、外来種の駆除など。

　大和ハウス工業は磐梯山ジオパーク地域で、2002年6月から「ロイヤルシティ猪苗代ヒルズ」（猪苗代町、274区画）を、05年4月から「ロイヤルシティ裏磐梯リゾート」（北塩原村、55区画）の分譲森林住宅地を展開している。

　磐梯山ジオパーク協議会は、磐梯山周辺の猪苗代町、磐梯町、北塩原村らで構成される地域団体。地域資源の保護・保全活動など地域の持続可能な開発に取り組んでいる。