カルチャー

コカ・コーラの製造工程を体感 広島工場見学施設がオープン

広島工場見学施設内「ボトルシアター」
広島工場見学施設内「ボトルシアター」

 2020年9月の完成後、新型コロナの影響で一般公開を見合わせていた「コカ・コーラ ボトラーズジャパン広島工場」(広島県三原市)が、いよいよ、見学者の受け入れをスタートした。

 従来の「製造工程を見る」ことに加え、「製造工程を体感」できるという新しいコンテンツを提供する。見学施設の1つ「体感ブース」では、壁全体にスマートフォンのフラッシュに反応する特殊なシートが施され、肉眼では見えなかった図柄がフラッシュにより浮かんでは消えるという瞬間的な変化の様子を演出。視覚による「冷却・炭酸注入」工程を体感できる。

 また、コカ・コーラ社の歴史・ブランドの説明コーナー、コカ・コーラ社製品を試飲できるラウンジやフォトスポットなどを備える。2018年の西日本豪雨で被災した旧「本郷工場」から「広島工場」への復興の歩みも映像や写真で紹介する。

 実施日時は、毎週月曜日~金曜日・祝日(工場休業日除く)。「10時~11時20分」「15時~16時20分」の各回約80分で、2人~50人での受け入れ。事前予約制で、見学日の30日前からウェブサイトで予約できる。参加費無料。休館日は土・日曜日、年末年始、臨時休館日。