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夢をかなえるために、どんな努力とどれくらいのお金が必要? 作文・「ライフプランシート」を10月31日まで募集

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 夢をかなえるためには、具体的な努力はもちろん、さまざまな費用もかかる。日本FP協会(東京)は、全国の小学生に将来の夢を描いてもらい、その夢を実現するためのライフプランの考え方や大切さを知ってもらうことを目的に、「夢をかなえる」作文コンクール開催している。今年も第17回となる同コンクールの募集を開始。課題図書『夢をかなえる~FPはライフプランのサポーター~』(日本FP協会)を読んだ小学生を対象に、「私の将来の夢」をテーマにした作文と、夢を実現するための計画書「ライフプランシート」をセットで10月31日(火)まで受け付ける。

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 ライフプランとは、将来の夢に向かって、いつ、どのようなことをしなければならないのか、どれくらいのお金がかかりそうかなど、「生き方」と「お金」の両面から考えた“人生計画”。『夢をかなえる~FPはライフプランのサポーター~』は、小学生に対し、夢を持つこと、夢を実現するためにライフプランを作成することの大切さを理解してもらうために、漫画で分かりやすく紹介している。同協会のホームページで、PDF形式で閲覧・プリントアウトできる。また、コンクールに応募希望の小学生には、課題図書がプレゼントされる(1人1冊)。

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 応募区分は、「中・低学年部門」(1~4年生)、「高学年部門」(5・6年生)。各学校で取りまとめ応募する「学校応募」も受け付け、個人賞・学校賞の対象になる。昨年は全国74校の小学校と個人から、2329点の応募があった。

 賞品は、各区分の個人賞が、「最優秀賞」(1点、賞状と図書カード5万円)、「優秀賞」(10点、賞状と図書カード各3万円)、「特別賞」(1点、賞状と図書カード3万円)、「奨励賞」(10点、賞状と図書カード各1万円)。学校賞は、「最優秀学校賞」(1校、賞状と図書カード10万円)、「優秀学校賞」(10校、賞状と図書カード各3万円)、「特別学校賞」(1校、賞状と図書カード3万円)。

 同協会ホームページに、コンクールの概要・応募要項や受賞者インタビューなどを掲載している。

 問い合わせはコンクール事務局(日本教育新聞社「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」係)、電話03(3280)7073。受付時間は平日9時~17時。または、日本FP協会「FP広報センター」作文コンクール係、電話0120(211)748。受付時間は平日10時~16時。