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音楽ビジネスとICT学ぶ専攻を来春開設 7月1日に説明会開催、東京音楽大

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東京音楽大 「ミュージックビジネス・テクノロジー専攻」

 

 東京音楽大(東京都目黒区)は、音楽と同時に情報通信技術(ICT)を学べる「ミュージックビジネス・テクノロジー専攻」(MBT専攻)を2024年4月から新設すると発表した。

 コンピューターを用いた音楽制作を段階的に学べ、音楽を専門的に学んでこなかった人も理論・曲作りなどを基礎から学べる。ICTについても、コンピューターの仕組みを初歩から学ぶ。パイソンやC言語を中心としたプログラミング言語からアプリケーションの制作まで、実社会で必要な人工知能(AI)、データベース、クラウド、ネットワーク技術が習得できるという。「基本情報技術者」など関係資格取得も後押しする。

 東京音楽大が想定するMBT専攻で学ぶ学生は「音楽とコンピューターが好きで好奇心にあふれる人や、音楽とICTを武器に広くビジネス界で貢献したい人」。同大は、「音楽とICTを結合した専攻を作った。音楽とICTを身に付け、エンターテインメントの未来、ビジネスの未来を開く人材を育成する」としている。

 東京音楽大は7月1日午後3時半から、同大中目黒・代官山キャンパスで「MBT専攻説明会」を開く。同専攻の講師を務める予定の新井聡真氏が「コンピューターが生み出す先駆的音楽表現」の魅力などを説明する。参加は事前申し込みが必要。詳細は東京音楽大ホームページ。

 入学試験は2023年9月23日に1総合型選抜(1回目)を実施。10月27~29日に総合型選抜(2回目)と外国人留学生選抜、2024年2月16~20日に一般選抜A日程、3月19~20日に一般選抜B日程を順次行う。入学検定料は1回の試験ごとに1万円。試験に音楽の実技はない。