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「第16回書道パフォーマンス甲子園」の本戦出場21校決まる 愛媛県四国中央市で高校生の書の“夢舞台”

「第16回書道パフォーマンス甲子園」の本戦出場21校決まる 7月23日、愛媛県四国中央市で高校生の書の“夢舞台” 画像1
長野県松本蟻ヶ崎高校(令和4年第15回大会優勝)

 

 高校生が音楽に合わせて巨大な用紙に書を描く「全国高等学校書道パフォーマンス選手権大会(書道パフォーマンス甲子園)」を主催する実行委員会(会長=篠原実・愛媛県四国中央市長)はこのほど、7月23日に四国中央市で開催する第16回大会の本戦に出場する21校を発表した。

 予選は、参加した31都府県107校を7地域に分け、書道パフォーマンスの映像や揮毫(きごう)作品の写真などをもとに審査し、21校を決めた。

 「書道パフォーマンス甲子園」は、製紙業が盛んな四国中央市にある高校書道部が地域のイベントなどで音楽に合わせて大きな紙に歌詞などを揮毫していたことが注目され、2008年に第1回大会を開催。今では100校を超える応募がある大会に成長したという。

 大会は演技時間6分間の中で、縦4メートル、横6メートルの巨大な用紙に向かい、さまざまなパフォーマンスをしながら自分たちの思いを揮毫する。コロナ禍で中止の年もあった、今回は4年ぶりに一般観覧を実施する。

出場校は以下の通り。

【北海道・東北ブロック】(2校)
仙台育英学園高等学校(宮城県)、青森県立八戸東高等学校(青森県)

【関東ブロック】(4校)
水戸葵陵高等学校(茨城県)、本庄東高等学校(埼玉県)、八千代松陰高等学校(千葉県)、早稲田大学本庄高等学院(埼玉県)

【中部ブロック】(3校)
長野県松本蟻ヶ崎高等学校(長野県)、愛知県立愛知商業高等学校(愛知県)、岐阜県立岐阜高等学校(岐阜県)

【近畿ブロック】(3校)
兵庫県立須磨東高等学校(兵庫県)、尼崎市立尼崎双星高等学校(兵庫県)、京都市立塔南高等学校(京都府)

【中国ブロック】(3校)
鳥取城北高等学校(鳥取県)、広島県立神辺旭高等学校(広島県)、鳥取県立鳥取東高等学校(鳥取県)

【四国ブロック】(4校)
愛媛県立三島高等学校(愛媛県)、愛媛県立松山東高等学校(愛媛県)、香川県立高松東高等学校(香川県)、香川県立高松西高等学校(香川県)

【九州ブロック】(2校)
福岡県立八幡中央高等学校(福岡県)、福岡県立山門高等学校(福岡県)