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猛暑の夏に下町の夕涼みを味わう 江戸東京たてもの園が夜間特別開園

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 夕涼み、という言葉が懐かしいと思うのは、陽が落ちても涼しくならない猛暑という理由もあるが、涼みながら歩ける風情ある街並みがなくなってしまったという理由もある。江戸東京たてもの園(東京都歴史文化財団・東京)では、8月5,6日に「夜間特別開園 たてもの園 下町夕涼み」を開催する。

下町中通り
下町中通り
東京楽竹団
東京楽竹団

 下町のちょうちんのあかりや風鈴の涼やかな音色など、夏の宵の風情を感じる2日間の夜間開園は今年で19回目。園内の「下町中通り」では、明かりがともる復元建造物の商店が下町の夏の風情を感じさせ、伝統的な日本の民家では、夕べの涼やかな風を感じながら過ごすことができる。また東京楽竹団のコンサートや、射的やヨーヨー釣りなどのちびっ子縁日、キッチンカーでの軽食の販売や伝統工芸の実演と販売なども行われる。