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富士山世界文化遺産登録10周年を記念した特別展  「富士山 藝術の源泉」を静岡県富士山世界遺産センターで開催

 静岡県富士山世界遺産センターでは、特別展 富士山世界文化遺産登録10周年記念 “シリーズ江戸文化の中の富士山6”「富士山 藝術の源泉」を、2024年の元日から開催する。特別展では、万延元年(1860)に遣米使節が持参した徳川将軍から米国大統領への贈答品であることが明らかになった狩野董川中信(とうせんなかのぶ)筆「富士飛鶴図(ひかくず)」を中心に、幕末・明治の動乱期に活躍した狩野派画家の作品を展示して、近世・近代の転換期における富士山イメージの意義について再検証する。

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 会期は、2024年1月1日から2月12日まで。会場は、静岡県富士山世界遺産センター2階企画展示室(静岡県富士宮市宮町5-12)。観覧料は、一般700円、70歳以上200円、大学生等以下・障がい者 無料(証明書の提示が必要)。観覧料で常設展・シアターも観覧も可能。担当研究員が企画展示室で解説してくれるギャラリートーク(30~60分程度、申し込み不要)などもある。

 展示のほかに公開講座「幕末明治、政治・外交史のなかの“富士山”」(定員30、公式ホームページから要事前申)が1月21日に予定されている。オンラインでフランス国立東洋言語文化大学教授のエステル・ボエール氏が参加する。

 詳細は、静岡県富士山世界遺産センター公式ホームページ  で。