11月30日から国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議、いわゆるCOP28がアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開幕した。“地球沸騰化時代”に入った今、私たちに残された時間はあまりないかもしれない。とはいえ、「何をしたらいいの?」「一人で何ができるの?」と思っている人も少なくないだろう。そのような人が参考にできる新刊『気候変動を学ぼう 変化の担い手になるために』(合同出版)が出版された。
本書では、気候変動対策のフロントランナーたちが、日本と世界の現状や温暖化防止のためにできることを解説し、社会全体で取り組むべき課題と個々人ができる対策を提示。スウェーデンの環境活動家であるグレタ・トゥーンベリさんをはじめ、日本でも行動を起こしている若者や異業種からの気候変動アクション事例を紹介している。定価は、税別1800円。
『気候変動を学ぼう 変化の担い手になるために』
第1章 気候変動と私たちの社会の関わり
第2章 深刻化する気候変動に対する私たちの責任
第3章 気候変動を防ぎ、影響を緩和するためにできること
第4章 日本の温室効果ガスの排出の特徴と削減の可能性
第5章 日本の気候変動対策はどこまで進んでいるのか
第6章 多様な主体のさまざまな取り組み
第7章 持続可能な社会の姿と私たちにできること
第8章 脱炭素社会に向けて動き出した人々