はばたけラボ

小学生が“スポーツ好きなカラダをつくる”ランチづくりに挑戦! 東京・新宿で夏休み親子料理教室

 スポーツに取り組む小学生たちが、自分の体を作る食事づくりに挑戦! “スポーツ好きなカラダをつくる! 親子でランチを作ろう”をテーマに、小学生と保護者を対象にした料理教室が7月31日、東京・新宿の「クリナップ キッチンタウン・東京」で開催された。(株)共同通信社が事務局を務める、未来世代を応援するプロジェクト「はばたけラボ」のの企画で、10組19人の親子が参加した。

 講師は、野菜ソムリエプロ、アスリートフードマイスター2級の福島玲子氏。ジュニアアスリートのための簡単メニューとして、「バターチキンカレー」「トウモロコシの冷製スープ」「ミルクプリン」の作り方を解説した。

講師は、野菜ソムリエプロ、アスリートフードマイスター2級の福島玲子氏(中央)


 参加者たちはグループに分かれて、ビニール袋に鶏肉・ヨーグルト・香味野菜を入れてもみ込み下味をつける、野菜を切る・炒める、材料の煮込み中に素材を加える、調理器具を洗うなどの作業に、交代しながら取り組んだ。とうもろこしの皮むきは、経験のある子も初めての子も。野菜を切る作業は力も必要。「家ではやらせていなかったので・・・」と言いながら、親子一緒に取り組む姿も見られた。初対面の子たちが作業を協力して行う中で打ち解け、楽しみながら調理。缶詰のコーンではなく、皮をむいたとうもろこしの粒をそいで電子レンジで加熱すると、甘い香りが一面に広がった。

とうもろこしの皮むき

 

ヨーグルトと香味野菜に漬け込んだ鶏肉を投入

 

親子で野菜切り

 福島氏が「牛乳にはどんな栄養素含まれているか知っているかな?」と問いかけると、「カルシウム」、「カルシウムは体のどの部分を作るのかな?」と問いかけると「骨!」と、即座に応答する子も。福島氏は「骨は壊れては作られ、壊れては作られて、どんどん強くなっていくんですよ」と解説。野菜の鮮度の見分け方や、廃棄部分をできるだけ少なくする切り方も伝授された。

 約1時間半の作業を経て、待望のランチタイム。ブラジリアン柔術を習っているという9歳の男の子は、「とうもろこしの粒をそいで、ミキサーにかけるのが楽しかった! 家でもやってみたい」と笑顔で話した。自身がスポーツ関連の仕事をしており、競泳に取り組む12歳の娘、剣道に取り組む7歳の息子と参加した女性は、「娘は普段から料理に取り組んでいて、ギョーザなども上手に作ってくれます。今回のメニューはとても気軽に取り組めるので、早速家でも作ってくれそうです」と笑顔を見せた。

「はばたけラボ」は、日々のくらしを通じて未来世代のはばたきを応援するプロジェクト。食をはじめとした「くらし」を見つめ直す機会や、くらしの中で夢中になれる楽しさ、ワクワク感を実感してもらう体験を提供している。パートナー企業であるキッコーマン、クリナップ、クレハ、信州ハム、住友生命保険、全国農業協同組合連合会、日清オイリオグループ、雪印メグミルク、アートネイチャー、ヤンマーホールディングス、ハイセンスジャパンとともにさまざまな活動を展開している。