
1974年に刊行され、世代を超えて世界中で愛されてきた「ねずみくんの絵本」シリーズ(ポプラ社・東京)は、今年で誕生50周年。これを記念して、「ねずみくんの冬」にフォーカスしたイベント「ねずみくんのチョッキ ~ねずみくんとすごす冬~」が12月25日(水)まで、東京の大垣書店麻布台ヒルズ店で開催されている。絵本未収録の原画・複製原画の展示や、作者・なかえよしをさんのクリスマススペシャルトーク&サイン会、クリスマスマーケットなど、楽しい企画がたくさんある。
シリーズの主人公は、赤いチョッキがトレードマークのねずみくん。体は小さくても心は優しいねずみくんが、いろんな動物の仲間たちとくり広げるユーモラスで心あたたまる物語は、1974年の第一作『ねずみくんのチョッキ』刊行以来、親子3世代にわたって多くの人々を魅了してきた。50年目となる今年までにのべ41作が刊行され、累計発行部数は500万部を超えるロングセラーシリーズだ。
イベントでは、「冬」にちなんだ絵本の印象的なシーンと、絵本未収録の原画・複製原画を展示。ねずみくんと、心あたたまる冬を過ごせる。開催時間は11時~20時。 なお、12月15日(日)14時~のクリスマススペシャルトークは、対面参加チケットは売り切れで、オンライン参加のみ可能。申し込みは応募フォームから。