マランツから新世代デザイン採用のCDプレーヤー発売

CDプレーヤー 「CD 60」

　オーディオブランドのマランツ（ディーアンドエムホールディングス・川崎市）は、CDプレーヤー「CD 60」を6月中旬に発売する。伝統的な左右対称デザインをアレンジした新世代を象徴するフロントパネルデザインを採用。高音質再生に向けた最新のオーディオ技術を投入している。シルバーゴールド、ブラックの2色で、価格は税込み11万円。

ブラック

シルバーゴールド

　高音質化の核となるD/Aコンバーターには、32bit対応でこだわりのサウンドチューニングができる電流出力型を採用。2種のデジタルフィルターを切り替えて、微妙な音質調整をすることもできる。

　独自の増幅素子HDAM、HDAM-SA2を投入したフルディスクリートのアナログ出力回路としたほか、フィルムコンデンサーや金属皮膜抵抗なども高音質のパーツを採用。持ち味のハイスピードな応答性と情報量豊かなサウンドをさらに充実させている。

　フロントパネルにはUSB-A端子を配置。USBメモリーやUSBハードディスクに格納したDSD5.6MHz（最大）、PCM系（192kHz／24bit）のハイレゾ音源からMP3などの圧縮音源まで楽しめる。

リモコン

　3段階のゲイン切り替えができるヘッドホンアンプも特徴。HDAM-SA2型高速電流バッファーアンプにより、情報量豊かで鮮度の高いサウンドを実現している。ヘッドホンを接続しない時はヘッドホンアンプの電源がオフとなり他回路への影響を抑えるなど、きめ細かい配慮もされている。