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蓮佛美沙子、松田龍平は「想像の2倍しゃべる」 「イメージと違って、かわいい方なんだなと」

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 WOWOW「連続ドラマW 鵜頭川村事件」完成報告会が2日、東京都内で行われ、出演者の蓮佛美沙子、工藤阿須加と入江悠監督が登壇。当初出席予定だった松田龍平と伊武雅刀は体調不良のため欠席した。

 本作は、櫛木理宇氏の同名小説を、時代や設定を改編して映像化したもの。

 舞台は日本の片隅にある鵜頭川(うずかわ)という名の村。行方不明の妻(蓮佛)を捜す医師の岩森(松田)は、娘を連れて妻の故郷の村を訪れるが、村は集中豪雨による土砂崩れで孤立。不安が渦巻く中、殺人事件が発生し…というパニック・スリラー。

 岩森の妻と、双子の妹の一人二役を演じた蓮佛は、これが松田とは初共演。その印象を問われると、「さっき監督が『あまりしゃべる方じゃない』とおっしゃっていましたが、私の想像の2倍しゃべる方でした。私にだけ?」と首をかしげた。

 蓮佛は「初日から結構ノンストップでしゃべられていた。待機中も娘役の子と3人で一緒にゲームをしたり…。誰にも平等に接する方で、かつ、おしゃべりなので、最終的に娘役の子とけんかをしていました。イメージと違って、かわいい方なんだな、と思いました」と笑顔で振り返った。

 それを聞いた入江監督が「今日(松田が)いないので言っちゃいますが、待ち時間に聞いたら『蓮佛さんが癒やしだ』と言っていました」と明かした。

 真冬の長野で過酷な撮影だったといい、「寒いし、娯楽もない。基本むさ苦しい男ばかりの現場だったので、松田さんにとっての癒やしだったのでしょう。僕と2人だと全然しゃべらないのに」と笑わせた。

 蓮佛は「初めて聞きました」と驚きながらも、「ありがとうございます。龍平さん、見てますか?」とカメラに向かって手を振った。

 鵜頭川村青年団の団長役を演じた工藤は、松田について「ちょっと怖いイメージがあったのですが、ス~ッと近付いてきて『工藤くん、(芝居に対する)気持ちがあるから、すごくいいと思う』と言ってくださって。意外と松田さんから話し掛けてくれることが多かったです」と振り返った。

 ドラマは、8月28日午後10時から放送・配信スタート(全6話)。