エンタメ

高杉真宙「舞いあがれ!」で舞の大学の先輩・刈谷博文役 「熱意のある人物で、演じていてすごく楽しいです」

高杉真宙「舞いあがれ!」で舞の大学の先輩・刈谷博文役 「熱意のある人物で、演じていてすごく楽しいです」 画像1

 NHKで放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」で、ヒロイン・岩倉舞(福原遥)の所属する大学のサークルの先輩・刈谷博文を演じる高杉真宙からコメントが届いた。

 本作は、主人公の舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人々との絆を育みながら、空への憧れに向かってまい進する物語。

 刈谷は、浪速大学の人力飛行機サークル「なにわバードマン」で人力飛行機「スワン号」の設計を担当。福岡出身の大学3回生。2年連続で設計を担当しており、「なにわの天才」と呼ばれている。

 高杉は「“朝ドラ”にはずっと出たかったのですが、なかなか機会が得られなくて。オーディションを受けたことも、もちろんあります。今回はありがたいことにオファーを頂きました。やっときた! やっと出られる! という感じでした」と出演の喜びを語った。

 演じる刈谷については、「今まであまり演じたことのないような役。ちょっと神経質そうで、でもちゃんと熱意のある人物で、演じていてすごく楽しいです」とコメント。

 続けて、「ロマンチストな部分もあって、そこがまた『変な人』でいいなと。仲間を大事にしていて、部員みんなで人力飛行機を作ることに重きを置いています。仲間がけがをしないように最善を尽くす、その重荷を背負うのが設計担当者です。もう少しうまく話せたら、いい先輩だと思うんですけどね」と笑った。

 また、「僕の出身が福岡ということで、制作統括の方が刈谷を博多言葉で話す役にしてくれました。博多言葉でしっかり演じるのは初めて。最初は若干違和感があったけれど、慣れるとやりやすい。割と自由にやっています」とエピソードも明かした。

 特に印象的だったシーンとしては、「岩倉と病院で話すところ」を挙げ、「刈谷の『人力飛行機を飛ばしたい』という人一倍強い思いが、垣間見られると思います。この部活、男女ともに飛行機のことしか考えていません。岩倉のおかげで自分が変われたという感謝の気持ちはかなりあると思います。ロケで実際に人力飛行機を飛ばしたことも思い出です」と語った。

 現場の様子については、「いろいろな年代の役者が集まっていますが、本当に仲よくワイワイと部活のような雰囲気です」と紹介。

 福原については、「僕より年齢が少し下ですが、そう感じさせない堂々たる座長感。大阪言葉でせりふ量も多くて、いろんなお稽古があり、ヒロインが一番大変だとは思いますが、それを感じさせない明るさで周りへの気遣いができる方です。もちろん、演技でも周りをよく見ているからこそ、こうしようってやり取りができると思うので、本当にすごいなと思います」と評した。