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「ファーストペンギン」外国資本参入による漁業問題に反響 「すごい脚本だ。国レベルの話になるなんて」

 奈緒が主演するドラマ「ファーストペンギン」(日本テレビ系)の第9話が、30日に放送された。

 本作は、縁もゆかりもない漁業の世界に飛び込んだ若きシングルマザーの岩崎和佳(奈緒)と、彼女と共に改革の荒波にこぎだした漁師たちの奇跡の実話をモデルに描いたリアルサクセスストーリー。

 恋人の白峰アイナ(足立梨花)と別れた若手漁師の永沢一希(鈴木伸之)が戻って来ると、人手不足に悩んでいた和佳と「さんし船団丸」の漁師たちは大歓迎。

 その頃、船団長の片岡洋(堤真一)は、東京にいる息子の琴平祐介(渡辺大知)とパートナーの楽(大貫勇輔)が暮らすマンションに居座っていた。

 その後、船団の事務所にビジネスコーディネーターの波佐間成志(小西遼生)が現れ、作業を手伝ってくれることに。そして波佐間は手際よく仕事をこなして、漁師から信頼を得ていく。

 そんな中、波佐間は、和佳に浜の船団を一つの会社するというプランを提案する。そして、波佐間と契約した和佳は、汐ヶ崎の漁師たちを巻き込み、漁師の企業化の実現に向けて動き出す。

 しかし、和佳は波佐間から紹介された食品商社が、日本の土地を買いあさっている外国企業だと知らされる。和佳は、片岡に浜全体を外国資本に売り渡してしまったと報告する。

 放送終了後、SNS上には、「波佐間さんやっぱり怪しかった」「激しく動き出したと思ったら来週最終回、時間足りる?」「永沢くん、かわいそう過ぎ」「小森(北川尚弥)が、もう面白キャラでなじんでいる」などのコメントが投稿された。

 また、外国企業進出による漁業問題が描かれたことについて、「すごい脚本だ。国レベルの話になるなんて」「正直、漁協って何やってんだろって思っていたけど、日本の海を守るために重要な役割をしていた」「このドラマすごい、 日本の防衛上の問題までちゃんと言及していた」などのコメントが寄せられた。

「ファーストペンギン」(C)日本テレビ