エンタメ

「なんで私が神説教」1話 “静”広瀬アリスの教師像に反響 「現実的な説教で納得」「『黙れガキ』はスカッとした」

 広瀬アリスが主演するドラマ「なんで私が神説教」(日本テレビ系)の第1話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、無職生活を脱却するためになんとなく高校教師になった主人公・麗美静(広瀬)が、問題児ぞろいの生徒たちの事情に巻き込まれ、したくもない“説教”をする姿を描く学校ドラマ。

 2年間、実家にこもってニート生活を続けてきた28歳・麗美静。人と接することが苦手で自分の考えを表に出したくもない、そんな静が母・叶子(堀内敬子)と、その友人・加護京子(木村佳乃)に強引に説き伏せられ、渋々社会復帰し、高校教師をやる羽目に。

 静は嫌々ながらも、京子が校長を務める私立名新学園2年10組の担任となる。同じ2年生の担任には、正義感強めの数学教師・浦見(渡辺翔太)、プライベート重視な今どき女子の英語教師・聖羅(岡崎紗絵)、独特の優しい口調で教師と生徒を指導する学年主任・大口(野呂佳代)ら、クセ強な教員がズラり。

 名新学園は伝統ある進学校だったが、時代の流れと共に入学希望者が激減。経営を立て直すために、教頭の新庄(小手伸也)ら学校改革委員会が打ち出した方針は「生徒とは程よい距離感で、怒るな、褒めるな、相談乗るな』。学校はサービス業と割り切って、生徒ウケしそうなことをやりつつ、生徒とのトラブルは避けろというものだった。

 静もその方針に便乗して生徒たちに差し障りのないあいさつをしようとするが、ナメられて誰も話を聞いてくれない。

 そんな中、負けず嫌いの静は、ついカッとなって一軍女子のリーダー・陽奈(清乃あさ姫)に「黙れガキ」と言い放ち、陽奈たちを敵に回してしまう。すると静のことを正義の味方とでも思ったのか、陽奈にイジメられている彩華(豊嶋花)が「私を助けてください」と静に救いを求めてきて…!?

 第1話では、「いじめ」を「イジリ」であると主張する生徒らに静が“説教”を繰り広げる姿が描かれた。

 放送終了後、SNS上には、「静の心の声がリアルで共感した。これからの展開が楽しみ」「静先生、好きかも。現実的な説教で納得できた」「面白くて最高。『黙れガキ』はスカッとした」「広瀬アリスに感動した。自分も言いたいことは言っていこうと思った」「説教臭いけれど、コメディーとして見られるから重くない。浦見先生がいい味を出していて好きになった」などの感想が投稿された。

 また、終盤で静がある生徒に「先生ってシーなの?」と声を掛けられたシーンについて、「最後のせりふがめっちゃ気になる。シーって過去に呼ばれていたあだ名?」「先生ってシーなの? ってどういう意味? 静のシー?」「シーはネット上のハンドルネームかな」など疑問の声が集まった。