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磯村勇斗、稲垣吾郎の初日の撮影シーンに感嘆 「僕の中でより大スターになりました」

 ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」の制作発表会見が9日、東京都内で行われ、出演者の磯村勇斗、堀田真由が登場した。

 本作は、独特の感性を持つがゆえに人生にも仕事にも臆病だった弁護士(磯村)が、少子化による共学化で揺れる私立高校に「スクールロイヤー(学校弁護士)」として派遣されることになり、法律や校則では解決できない若者たちの青春に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。

 主演の磯村は、「第1話を先に拝見しまして、間違いなく新しい学園ドラマが誕生したと思っています。生徒たちのフレッシュで真っすぐな目を見ていただきたいです。校則や学校の問題、青春の叫びというところを、昨今は白黒で分けてしまう世の中ですけれど、その間にはさまざまな色がたくさんあるんだよというのをドラマを通して受け取っていただけたらうれしいです」と見どころを語った。

民放連ドラ初主演となる磯村勇斗 (C)エンタメOVO

 ヒロインの高校教師役を演じる堀田は、「私はついこの前まで生徒役の方が長かったので、デビュー10年という節目に、この場に立たせていただいていることが感慨深いです。生徒の皆さんから刺激をいただくばかりで、毎シーン全力で皆さんがぶつけてくださるので、私もちゃんと受け止めて返していかなくてはと思いながら、本当に皆さんがまぶしいです」と笑顔で話した。

 本作が約9年振りの民放連ドラ出演となる稲垣吾郎は、仕事の都合で同会見を欠席。動画メッセージを寄せ、「今回久々の民放連続ドラマで、僕は主人公が勤務する高校を運営する学校法人の理事長を演じます。僕が演じる役は、胸の奥に底知れない何かを抱えている葛藤があって、それが何なのかは徐々に明らかになっていくので、お楽しみください」と呼び掛けた。

 作品にちなみ、「撮影現場でキラリと輝いていた共演者のエピソード」を求められた磯村は、「稲垣吾郎さんです。第1話で模擬裁判のシーンが出てきて、その日が吾郎さんのクランクインの日だったんですけれど、台本が何ページもある長ぜりふを(稲垣が)1人で話すシーンで、吾郎さんと『クランクイン、やばいですね』という話をしていて。いざ初日を迎えたときに、見事に完璧に理事長として、その場に立ってせりふをバーッと言うのを見て、やっぱり吾郎さんはすごいなと思いました。これがスターかと。ずっと大スターですけれど、僕の中でより大スターになりました。現場の士気が上がりました」とエピソードを披露した。

 また中盤では、フレッシュな11人の生徒役のキャスト陣(日高由起刀、南琴奈、日向亘、中野有紗、月島琉衣、近藤華、越山敬達、菊地姫奈、のせりん、北里琉、栄莉弥)も登場。それぞれがドラマの“推しポイント”などを語り、会場を盛り上げた。

 ドラマは、14日よる10時からカンテレ・フジテレビ系で放送スタート(毎週月曜よる10時放送)。

ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」制作発表 (C)エンタメOVO