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キンメダイ、土佐あかうし、米ナスなど特色ある食材を満喫 自然の恵みを生か した「土佐丼」を味わうキャンペーン開催

キンメダイ、土佐あかうし、米ナスなど特色ある食材を満喫 自然の恵みを生かした「土佐丼」を味わうキャンペーン開催 画像1
高知県 「室戸キンメ丼」(室戸市)

 高知県で「土佐丼王国」キャンペーンが2023年3月31日まで開催されている。海の幸、山の幸、川の幸に恵まれた高知県で、各地の食材を生かした21種類の丼を楽しむことができる。同県内の観光協会や道の駅などに土佐丼ガイドブックを設置。県の東部、中部、西部ごとに特徴ある食材の丼料理が用意されている。

 東部のおすすめは、室戸沖で獲れたキンメダイを照り焼きにし、鮮魚の刺身と一緒に食べる「室戸キンメ丼」で、室戸市内の8店舗で味わえる。中部でおすすめなのは「土佐あかうしローストビーフ丼」。高知でしか生産されていない褐毛和牛で、県内全体でも生産数が限られ、年間300~400頭しかないという。赤身とサシのバランスがよく、モモ肉をローストビーフにした。西部のおすすめ丼は「米ナス丼」で、どっしりとした重さがあり食べ応えのある米ナスとともに、西土佐を代表する野菜のパプリカやカボチャ、シシトウなどを載せて甘酢あんで仕上げた。丼の種類は今後も増える予定という。

 期間中に食べた土佐丼の写真をハッシュタグ「#土佐丼王国」を付けて投稿するキャンペーンも9月30日まで実施している。キャンペーン事務局は「豊かな自然がもたらす食材の宝庫『高知』を満喫してもらい、広い県内各地の特徴ある食材を、ご当地の料理として味わってほしい」としている。