フレンチやイタリアンとは異なる、日本らしい“洋食”。どこまでも懐かしい感じの、日本の味だ。ホテルニューオータニ(ニュー・オータニ・東京)のメインダイニング「ベッラ・ヴィスタ」では、親しみのある洋食をホテルならではの厳選食材で進化させた“新江戸洋食”を期間限定で味わえる。フランス料理の三國清三シェフとのコラボメニューで、5月7日(日)まで提供。料金はランチ6600円~、ディナー1万6500円~、アラカルト2200円~(サービス料別途)。
日本で独自に発展し根付いてきた「洋食」。明治から昭和初期にかけて、「ごはんに合う」としてつくられた洋食の発想も生かして生まれた「はかた一番どりの串焼き 山菜の炊き込みご飯と蕗の薹(フキノトウ)」は、昆布だしと日本酒を使用したマリネ液に、はかた一番どりのもも肉をじっくり漬け込み、砂肝のコンフィと千住ネギと一緒に炭火焼にしたもの。黒蜜を使用した甘辛いてりやきソースがクセになる一品。旬の山菜バターライスと、苦みを感じるフキノトウは大人の味わい。
ほかにも、レースのような軽やかな衣をまとった新感覚アジフライ、北海道のウニをふんだんに使ったウニコロッケ、ボリューム満点の有頭エビフライを盛り合わせにした、“大人のお子さまセット”ともいえる「シーフードミックスフライ」も。
さまざまな食文化が交わり発展してきた東京ならではの、新たな食体験。4月30日(日)には三國シェフが来店し、1日限りの限定メニューを味わえる。料金はランチ1万2000円~、ディナー2万2000円~(別途サービス料を加算)。