旅先の宿で、食事を楽しみながらさらに“旅”ができる。札幌市の「定山渓温泉 花もみじ」(鹿の湯・札幌市)では、9月17日~10月31日まで、「宿で旅する呑み比べセット」を提供している。
札幌で1910年創業の老舗酒屋、桜本商店が厳選した日本酒「秋酒」の飲み比べセット。全国各地こだわりの酒蔵と、北海道の旬食材を中心とした秋限定の和食会席を楽しめる。たとえば、「文佳人 純米 秋あがり」(アリサワ酒造・高知)は寒の季節の少量仕込みで、マスカットのような甘酸っぱさと、優しくふくよかな味わいが楽しめる一杯。「手取川 秋 純米 辛口」(吉田酒造店・石川)は、日本の豊かな四季を表現する手取川シリーズの秋バージョン。「大那 夏越し純吟 仕込十九号 無濾過生詰」(菊の里酒造・栃木)は、県内で行われる利き酒で最も評価の高かった仕込十九号。穏やかで丸みを感じる吟醸香と、うまみのあるまろやかな味わいが特徴のお酒だ。3種3勺(各60ml)で税込み1430円。
宿は、札幌市中心部より車で約50分。定山渓温泉の湯の町中央に建ち、国立公園の山々をのぞむことができる。