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生産者のホームで“1日限りのレストラン” 「畑でレストラン2025」参加者を募集中

 生活協同組合コープさっぽろ(札幌市)は、食の豊かさを感じられるイベント「畑でレストラン2025」を6月15日(日)から全12回で開催する。公式サイトで参加者を募集している。申し込み締め切りは5月11日(日)。

 「畑でレストラン」は、「コープさっぽろ農業賞」を受賞した生産者の畑や生産施設などを舞台に、1日限りのレストランを開き、北海道で活躍する有名シェフがスペシャルランチコースを提供するイベントで、2010年にスタートした。コープさっぽろ理事長が視察でイタリアを訪れた際、1日だけ漁村に都会の有名シェフが出向き、その土地の生産物や旬の食材を使って料理をふるまうというイベントを体験したことが、イベントスタートのきっかけになっている。食材が採れた畑などを実際に歩く「ファームツアー」も体験でき、生産者やシェフの思いを知り、北海道の食の豊かさを体感することができる大人気の企画だ。

 今年は、「noya(ノヤ)」・塚田宏幸シェフと「AGRISCAPE」(アグリスケープ)・吉田夏織シェフによるシェフコラボ回をはじめ、若手料理人のコンテスト「CHEF-1グランプリ」初代王者下國伸シェフによる、十勝の食材をふんだんに使用した十勝コラボスペシャルも予定。さらに、高校生ファーマー中仙道怜さんの畑を巡るファームツアーや、栗山町の食材を使用した特別コラボ回も予定している。

 6月15日(日)~9月28日(日)の期間中の全12回で、各回定員40人。参加費(税込み)は9000円、スペシャルは1万2000円。日程は、11時~ファームツアー/12時~スペシャルランチ/14時終了予定。申し込み多数の場合は抽選を行う。参加対象者のみに、5月22日(木)にメールで連絡が届く。詳細は公式サイトに掲載している。

 コープさっぽろ農業賞は、「消費者の目線で優れた第一次産業の生産者を応援する」をコンセプトに、先進的で持続可能な農漁業に取り組む生産者を表彰する取り組み。2024年1月に第12回の参加募集を行った。