合同会社ユーラス田人風力(東京)が福島県いわき市田人町にて建設を進めていた「ユーラス田人ウインドファーム」(規模:1万8830kW)が完成し、11月15日から営業運転がスタートした。
同発電所は、標高約700~800mの稜線沿いに1基当たりの出力が国内最大級である4200kWの風力発電機(べスタス社製)を5基設置。ユーラスエナジーホールディングス社(東京)グループにとって福島県内2カ所目のウインドファームとなる。発電した電力は東北電力ネットワーク株式会社へ全量売電し、一般家庭の約1万4000世帯が消費する電力を供給するとともに、年間1万9000トンのCO2削減効果を見込んでいる。
ユーラスエナジーホールディングス社は、今後も“クリーンエネルギーの普及・拡大を通じ、地球環境保全の一翼を担う”という企業理念のもと、引き続き風力発電のさらなる拡大、地球環境保全と持続可能な社会づくりに取り組んでいくとしている。