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花粉症対策プラス、ファッション性も重視したマスクブランド「MASCODE」 初のポップアップストアが2月21日から5日間限定で東京・表参道に

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 コロナ禍収束に伴い“マスク離れ”も進んでいるが、季節は花粉症対策が必要な時期に。毎年花粉症に悩まされている人にもそうでない人にも予防としてのマスク着用を呼びかけるべく、ファッション性と機能性の両立を目指すマスクブランド「MASCODE(マスコード)」(サン・スマイル、東京)のポップアップストアが、東京・表参道のZeroBase表参道(東京都港区北青山3-5-22)にオープンする。2月21日(水)から25日(日)の5日間限定。

POP-UP STORE 1F
POP-UP STORE 1F

 2019年の鼻アレルギー全国疫学調査 によると、花粉症患者は10年で10%以上増加し、有病率は42.5%に上る。一方、日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会の鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会が発表した2023年版資料によると、福井県の小学生調査では、マスク着用により花粉症新規発症率が半減したという。これらの背景を受け、コロナ明けでマスク離れとなった今こそ、マスク着用が花粉症発症予防になる可能性を伝えようという企画。

 MASCODEは、小顔に見えるマスクとしてSNS等で反響を得るなど、機能性とファッション性を備える商品を展開している。MASCODEを運営するサン・スマイルが行った全国の20~30代6630人(男性3301人・女性3329人)を対象に行ったアンケート調査(1月にインターネットを通じて実施)では、2人に1人が、未使用で今後も使用される予定のない“埋蔵マスク”を持っていた。その中で、普段からマスクをつける習慣がある人に埋蔵マスクの所有枚数を尋ねたところ(有効回答数538)、その平均枚数は74枚。日本国内の埋蔵マスク数は20~30代だけでも約9.6億枚に上る計算となる(日本の20~30代人口2633万3000人で計算)。埋蔵マスクが増える理由としては、「気に入ったデザインや機能のマスクが増えたため」と回答した人が3人に1人以上いた(有効回答数630、複数回答)。

マスコード 3Dマスク

 ポップアップストアに家で眠っている埋蔵マスクを持ち込むと、MASCODEのマスク1枚と交換できるほか、限定6種類を300円(税別)で販売する。また、ポップアップストア2階では、障がい絵師の杉田大河氏の作品展示を開催。埋蔵マスクは回収ボックスで集め、同企画に共感した杉田氏所属の一般社団法人ソエルテ他、障がい者支援施設などに寄付する予定という。「MASCODE POP-UP STORE」の営業時間は期間中の11時~20時。

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