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プロの菓子づくりを完全映像化 まずは「焼き菓子編」配信中

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 お菓子作りが好きだといっても、プロのレシピを見てその通りにつくるのは、テクニックや道具が違い過ぎて至難の業。だが、それでもプロの仕事を見るのは別次元で楽しい。フランス菓子の杉野英実シェフのお菓子づくりを伝える、映像プロジェクトの配信(柴田書店・東京)がスタートしている。第1弾の「焼き菓子編」が配信中。2月28日には第2弾の「マカロン編」、3月末には第3弾「生菓子編」が公開される。

 杉野氏は1992年に神戸・北野に「パチシエ イデミ スギノ」を開業、2002年には東京・京橋に移転し「イデミ スギノ」をオープンした。91年に日本人で初めてお菓子の世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」で優勝し、2000年には国際的な菓子職人の組織「ルレ・デセール」の東洋人初の会員になるなど、日本パティシエ界のパイオニアだ。

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 「まるで宝石のよう」と称される、季節感を大切にした繊細なお菓子。数あるレパートリーのうち、とくに人気が高かった12種類のお菓子をテーマ別にピックアップし、厨房(ちゅうぼう)での工程を完全再現している。2月21日には、関連イベントとして杉野シェフのインスタライブも開催される。価格などの詳細はWebページから。