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英国からの国際電話が危ない!? 詐欺電話や詐欺SMSについての調査結果を公開 

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 一向になくならない、特殊詐欺やフィッシング詐欺──トビラシステムズ(名古屋市)は、2月1日〜2月29日に同社の調査で確認された詐欺電話や詐欺SMSに関する独自調査レポートを公開した。犯罪の手口を知るためにも、参考にしてみよう。

 2月に新たに確認された迷惑電話番号の種別割合においては、090・080・070から始まる携帯電話番号の割合が増加、特に070番号が急増しているという。また、国際電話番号を利用した特殊詐欺や不審電話は依然高止まりしており、2月の割合は45.1%となっている。

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 今年4月から、契約時の本人確認義務の対象に特定IP電話番号(050番号)が含まれた、改正後の携帯電話不正利用防止法が施行される。昨年6月に本人確認義務化の方針が発表された後に、050番号を使った迷惑電話が減少したが、新たな法律によって利用する番号が変わるかもしれない。

 一方、国際電話番号を利用した迷惑電話着信件数の増加が続いており、2024年2月は前年同期比で約5倍まで増加した。以下は参考にしたい項目だが、国番号でアメリカ合衆国やカナダなどの北米地域、イギリス、ウガンダがトップ3となり、中でもイギリスの電話番号からの発信では、固定電話に対して、オレオレ詐欺や「劇場型」の特殊詐欺の可能性がある電話が増えている。

 さらに、注意すべき点としては、070番号発信の電気料金に関する不審な自動音声ガイダンスの電話が急増したという。電力会社の名前を使い、「電気料金の削減診断アンケート」などの名目で、「○歳以上か」「住居は一戸建てか」「同居家族の人数は」「電気代はいくらか」などの質問にダイヤルで回答を求める自動音声ガイダンスの電話が確認されているので、こうした電話がかかってきたら、すぐに切るのが無難といえそうだ。

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 他方、トビラシステムズの調査によると、2024年2月に確認されたフィッシング詐欺のSMSの種別割合は、宅配事業者をかたる手口が66.6%、通信事業者をかたる手口が32.9%となり、中でも通信事業者をかたる手口の割合は前月比約4倍まで増えている。2024年2月は、大手通信事業者の「SoftBank」「KDDI」をかたる文面が目立ったという。

 また、注意点として、人流が多くなる春休み・ゴールデンウイークは、「えきねっと」や「スマートEX」など交通系サービスをかたる詐欺SMSが発生しやすいほか、年度替わりは毎年4月に年金額が改定されるためか、昨年3月〜4月は「日本年金機構」や「厚生労働省」をかたる詐欺SMSが急増した経緯があり、この時期は公的機関を語った詐欺にも注意したい。

 とにかく、身に覚えのないメールやSMSが届いた場合、文面に添付されたURLに触らないことが重要だ。