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手仕事を楽しむクリエーターと繊維素材の祭典 「東京スピニングパーティー2024」を開催

 手仕事を楽しむクリエーターと、さまざまな素材が集う日本最大のファイバーイベント、「東京スピニングパーティー2024」(東京スピニングパーティー実行委員会・東京)が、10月5日(土)~10月6日(日)に横浜市中区の横浜産貿ホール マリネリアで開催される。

 「東京スピニングパーティー(愛称:スピパ)」は、糸紡ぎを原点として2001年にスタート。今年で20回目を迎える。約80店がブースを連ね、2日間にわたりレクチャーやワークショップを実施。道具屋、羊毛や素材の販売店、教室、作家、牧場関係者、学び手などが情報交換、交流、作品発表の場として集まり、手仕事愛好者との交流も楽しめる。

 今年は、「染める」をテーマに、10月6日(日)にレクチャーを開催。「日本で発見されたフェルトの珍品」(11時~)の講師は、ジョリー・ジョンソン( Jorie Johnson)氏。世界各国で活躍するフェルトアートの権威であるジョリー・ジョンソン氏が、シルクロードを通ってもたらされた発見、可能な起源、そして東アジアらしいデザイン制作について提示する。「ウールの草木染の技法・草木染の作品制作プロセス」(14時30分~)の講師は、草木染を代々受け継ぎ伝える山崎和樹氏・山崎広樹氏。特別な藍染の染色技法、糊防染などによる作品作りの制作プロセスについて解説する。

 また、ワークショップを10月5日(土)10時~17時、6日(日)10時~17時の予定で実施。「伝統的組み技法『プライスプリット』を知る」(山根リエ子氏、5日)、「古代アンデスの染織&アルパカ糸紡ぎ体験」(瀬尾有紀氏、6日)など。 入場料は、当日券1500円(2日通し入場券、税込み)。チケットの購入方法はホームページに掲載している。