病気、けがなどさまざまな理由で運動機能が低下した状態にある人たちに対し、運動機能の維持・改善を目的に行われる「理学療法」に関する写真とエピソードを募る「笑顔をあきらめない。」写真コンテスト(日本理学療法士協会・東京)の作品募集がスタートした。
理学療法士は、運動機能回復に向けた治療に加え、日常生活を改善するための指導や安定した社会生活を送るための福祉用具、住宅環境、在宅ケアの調整なども行う。近年、理学療法士の活動の場は、生活習慣病予防、介護予防などに対する助言など、幅広い分野に広がっている。同協会は「笑顔をあきらめない。」をキャッチコピーに、病気やけが、加齢などの何らかの理由により、身体の障害や生活に支障が生じた場合でも、当事者や家族が、その人らしい生活を送ることができるような地域社会を築くことを目指している。同コンテストを通し、活動内容や活動への思いをより多くの人に知ってもらい、活動の輪が広がることを目指している。
「笑顔をあきらめない。」をメインテーマとした、理学療法・理学療法士に関するオリジナリティーあふれる写真と作品に関連するエピソードを、医療・介護・スポーツなどさまざまな領域で募集。国籍・年齢・性別・経験(プロ、アマチュア)は問わない。個人・グループでの応募が可能。16歳未満は保護者の同意が必要。参加費無料。応募締め切りは6月10日(火)。データ受付の場合は6月10日23時59分まで。郵送の場合は6月10日必着。応募要項など詳細は、特設サイトに掲載している。
同協会で審査会を行い、最優秀賞(1点、賞状・賞金5万円)、優秀賞(2点、賞状・賞金3万円)、佳作(最大6点、賞状・賞金5千円)を選出。同協会が定める7月17日の「理学療法の日」に日本理学療法士協会ホームページで発表する。受賞者には7月中にメールまたは郵送で通知する。