気軽に行ける海外として人気の旅行先である台湾。台北や高雄など魅力的な王道の観光地がひしめくなか、南端にある「屏東(ピンドン)」は、豊かな自然やグルメが楽しめる穴場エリアとしていま注目を集めています。そこで今回はいまじわじわと人気が高まっている屏東の魅力と、先日開催された屏東県政府によるイベントの様子と一緒にお伝えします。
知らない台湾が見つかる穴場エリア「屏東」とは?
屏東(ピンドン)は、台湾最南端に位置する県。東に太平洋、西は台湾海峡、南はバシー海峡と、三方を海に面しており、一年を通して春のようなぽかぽかとした温暖な気候が特徴です。
人気ビーチリゾートの墾丁(ケンティン)をはじめとした美しい自然のほか、原住民族文化やローカルグルメなどが色濃く残ることから、“手つかずの台湾”を体験できるディープなスポットとして人気が高まっています。
屏東県政府が観光の魅力を発信!
2025年7月1日(火)に大阪で開催された「屏東観光プロモーション in 大阪」では、屏東県の県政府が関西の旅行会社やメディアに向けて、屏東の観光的魅力を発信。
地元の「嵐天楽集(ランティエンユエジィ)」による原住民族の伝統音楽パフォーマンスを皮切りに、屏東が誇る海や山といった豊かな自然やレトロな景観が残る街並み、ローカルグルメ、奥深い文化など、屏東が有する観光資源の魅力を紹介し、会場を賑わせていました。
屏東旅行では外せない!観光スポット
先のイベントにも参加していた「交通旅遊処」の担当者が自信を持っておすすめする屏東の観光スポットをご紹介。地元の魅力がぎゅっと詰まった場所ばかりで、屏東旅行の計画にぜひ取り入れてほしいおすすめ情報です。
屏東県王船文化館
「屏東県王船文化館」は、屏東地方の沿海地域で開催される伝統的な行事「東港迎王平安祭典」を中心に、周辺各地に根付く海洋信仰を展示する施設として2024年に開業した文化館。館内では、迎王祭典の様子を体感できる360度映像シアターや、祭典に用いられれる神聖な船・王船の展示など、屏東の歴史と文化をさまざまな体験で学ぶことができます。
小琉球
「小琉球(シャオリュウチウ)」は、台湾南部・屏東県東港の沖合に浮かぶ、台湾で唯一のサンゴ礁の島。透明度の高い海を活かした豊富なマリンアクティビティのほか、海鮮グルメやローカルな屋台なども充実し、リゾートアイランドとして人気の秘境です。
台湾好行(観光地シャトル)
台湾ではさまざまな目的地やニーズに合わせた観光バスツアーが豊富。なかでも「台湾好行」は、各地の観光スポット近くの台鉄駅や高鉄駅から、人気の観光地までの移動をスムーズにしてくれる便利なサービスで、高雄周辺から屏東までのルートも運行しています。屏東へ訪れる際には利用してみましょう。
次回の台湾旅行は屏東へ!
台湾の南端に位置する屏東は、観光地としての知名度はまだ高くないものの、手つかずの自然や温かいローカルな文化が魅力的な穴場のスポットです。ぜひこの“手つかずの台湾”へ訪れてまだ知らない台湾の魅力に触れる旅へ行ってみてはいかがでしょうか?
屏東についてさらに知りたい! という方は、以下の屏東県政府の公式SNSやHPをチェックしてみてください。
■ Instagram 日本語公式アカウント
https://www.instagram.com/discoverpingtung_?igsh=MWdnMmV0aWw4eWJwZA==
■ Facebook 日本語ファンページ
https://www.facebook.com/profile.php?id=100083472275559&locale=zh_TW
■屏東観光公式サイト
https://www.i-pingtung.com/jp
[Photo by PIXTA&屏東観光プロモーション 広報事務局]
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