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吹奏楽部の指導者を育成、部活動指導員不足に対応 上野学園大が高等教育機関で日本初の指導者認定プログラム開始

吹奏楽部の指導者を育成、部活動指導員不足に対応 上野学園大、高等教育機関で日本初の指導者認定プログラム開始 画像1
上野学園大短期大学部

 

 上野学園大短期大学部(東京都台東区)は2023年6月から、吹奏楽の指導者認定資格が取得できる「吹奏楽指導者認定プログラム」を在校生向けに開始した。受講後、認定試験に合格すると同大の独自資格である「上野学園吹奏楽指導者認定証」を取得できるという。

 同プログラムは、吹奏楽部の部活動が段階的に地域活動に移行するにあたり、指導者を目指す人が、指導者に必要な知識や技術、指導力を身に付けられるよう作られた。生徒に寄り添った指導や安全管理に配慮した指導ができるよう内容を工夫している、という。講師陣は、吹奏楽界で活躍する作編曲家・指揮者の福田洋介氏ら。

 上野学園大短期大学部は「吹奏楽部の指導者不足が社会問題となっている。社会人の入学・受講も可能。卒業後も継続した指導者研修を受けられる」としている。