上野学園がケンブリッジ国際認定校に　2024年4月開設予定の国際コースで教育プログラム実施

　上野学園（東京都台東区）はこのほど、英国に本部を置くケンブリッジ大学国際教育機構からケンブリッジ国際認定校として上野学園（中学校、高等学校）が認められた、と発表した。

　上野学園は1904（明治37）年に創立。2024年に120周年を迎えることから、周年事業の一つとして24年4月から上野学園中学校に国際コース（1期生定員20人、中学1年から高校3年までの6年コース）の開設を予定している。

　ケンブリッジ大学国際教育機構は、英国の名門大学として知られるケンブリッジ大学の傘下である非営利組織の一部門に属し、世界の教育機関に国際教育プログラムを提供している。上野学園は国際コース開設にあたり、ケンブリッジ大学国際教育機構に認定校になるための申請をしていたところ「審査と実地調査を経て正式に認可された」という。

　国際コースでは、英語を身につけるため、全教科の7割を英語で実施。3割は、国語、日本史など生徒の日本語力や日本語の思考力を高めるため日本語で実施するという。受験対象については「入学時に高度な英語力を必要とするものではなく、一般の小学生が対象」としている。

　上野学園は以下のイベント会場で説明ブースを設置する。

▽「2023東京都私立学校展」（8月19、20日）
場所：東京国際フォーラム（東京都千代田区）

▽「NPO塾全協　私立中高進学相談会東京会場」（9月17日）
場所：新宿NSビル（東京都新宿区）