都市型スポーツの普及を目指す「CHIMERA Union(キメラユニオン)」が主催する「キメラAサイド・BMXフラットランドバトル 熊本城編」が3月9、10日、熊本市の熊本城そばの花畑広場で行われ、男子決勝は世界選手権で優勝経験もある38歳の佐々木元が片桐悠を下し優勝した。女子決勝は梶原沙璃耶が本村果鈴を制し栄冠を勝ち取った。
自転車BMXフラットランドは、平らな場所で自転車に乗りながらダンスを踊るように技をつないでいき、出来栄えを競う。ジャンプ台などを使って主に空中技を競うパークとは異なり、五輪種目にはなっていないが、世界的に人気は高く、BMX世界選手権でも実施されている。
キメラユニオンでは、トップ選手の競技会としての開催と同時に、子どもたちへの体験会も重視しており、スケートボードなど他の都市型スポーツの体験会も実施。また日本文化や観光との融合もテーマとしており、観光ツアーも行った。今年は、熊本城編を皮切りに、7月6、7日に姫路城編、11月9、10日に中部地方の城での開催を予定している。