1964年9月に134人の有志で結成されたアマチュア合唱団「東京アカデミー合唱団」の創立60周年を記念する「第69回 定期演奏会」が、2025年2月24日(月・休)に、東京・新宿の東京オペラシティ コンサートホールで開催される。
指揮者の秋山和慶氏も、今年指揮者生活60周年。1967年から常任指揮者・音楽監督を務める東京アカデミー合唱団とともに、バッハの傑作「マタイ受難曲」を取り上げる。秋山氏と東京アカデミー合唱団は、10年ごとにバッハの「マタイ受難曲」に取り組んでおり、今回が6度目の同曲での共演。83歳の秋山氏は、変わらず活発な演奏活動を展開しているが、バロックの作品や合唱付き作品を取り上げた公演は近年それほど多くない。秋山氏と合唱団との長年にわたる深い絆が生み出す音楽は、“秋山ファン”や“マタイファン”には聞き逃せない。今回を逃すと東京アカデミー合唱団で次に「マタイ」を演奏するのは10年後だ。
ソリスト陣には、福音史家氏(テノール)の櫻田亮氏をはじめ、豪華実力派を迎え、オーケストラには東京シティフィルのサポートを得て、満を持して演奏に臨む。 15時開演(14時15分開場)。チケット料金は、SS券7000円、S券6000円、A券5000円、B券4000円(全席指定・税込み)。カンフェティで販売中。