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福岡に春を告げる花の祭典 3月20日から「海の中道フラワーピクニック2025」を開催

 福岡市の「国営海の中道海浜公園」で3月20日(木・祝)~5月18日(日)の期間、「海の中道フラワーピクニック 2025」が開催される。今回で38回目を迎える福岡に春を告げる花の祭典。サクラ、ネモフィラ、アイスランドポピー、バラ、アリウム・ギガンチウムなど春の花が次々と開花し、フラワーリレーを紡いでいく。期間中は動物ふれあい、クラフト体験、グルメなど、さまざまなイベントが楽しめる。

 約1万平方メートルの丘一面を、100万本のネモフィラの花の海が瑠璃色に染める「花の丘」は、一番人気のスポット。見頃は4月上旬から下旬で、4月上旬の数日間は、隣り合う桜のピンクと調和する光景が見られるかも。青いネモフィラをイメージしたソフトクリーム「ネモフィラソフト」(500円)も毎年好評の商品。

 3月下旬~4月中旬、フラワーピクニックのトップバッターを飾るのは、「彩りの花壇」の「アイスランドポピー」。元気の出るシトラスカラーの花々が約1万6000本広がる。同じく彩りの花壇で楽しめる「アリウム・ギガンチウム」は、5月中旬が見頃。約1250本の花が、紫色の球体が宙に浮くような幻想的な光景を繰り広げる。

 「フラワーミュージアム」での企画展示「ビオラの小庭」(3月下旬~5月下旬)は、今年初開催。九州各地の個人育種家や花苗生産農家による、育種ビオラを中心に900株以上展示する。寄せ植え、ハンギング、地植えなど、展示方法もさまざま。繊細で個性あふれる造形・色彩を見比べながら楽しめる。

 また、3月29日(土)・30日(日)10時~16時には、大芝生広間でイベント「うみなかさくらまつり」を開催。サクラの見ごろに合わせて、着付け体験やお茶のふるまい、ミニコンサート(30日のみ)などを予定している。

 期間中の開園時間は9時30分~17時30分(最終入園16時30分)。入園料は大人(15歳以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、中学生以下無料。