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自宅や病室から参加できるスポーツイベント「バイオジェンカップ」 8月の本番に向けて“リモート練習会”参加者募集中

 体を動かすことが難しくても、自宅や病室などの遠隔地からリモートで参加できるスポーツ大会「2025 バイオジェンカップ リモートスポーツ大会」が、8月24日(日)に東京・日本橋のCACボッチャコート(CAC Holdings・東京)で開催される。バイオジェン・ジャパン(東京)、オリィ研究所(東京)、オンラインボッチャ協会(埼玉県戸田市)の共催。

 さまざまな障がいを抱えながらもチームで協力しあい、作戦を練りながら熱戦を繰り広げることで“スポーツをすることの楽しさ”を体験してもらうことが狙い。参加者は、自宅や病室などから、PCやタブレットなどのデバイスを使ってリモートで参加できる。今回は、昨年の2種目「OriHimeサッカー」「オンラインボッチャ」に加え、新たな種目として「OriHime-T配膳」も登場。東京・日本橋にある「分身ロボットカフェ DAWN ver.β(ドーンバージョンベータ)」でも活躍している遠隔操作型分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」(オリィ研究所)も加わり、スポーツの楽しさだけでなく、「仕事をすることの楽しさ」も体験できる競技を予定している。

 8月24日(日)の決勝戦では、7月の間に行われる予選会を勝ち抜いた各種目2チームずつ、総勢6チームがリモート上で熱戦を繰り広げる。日本各地の異なる地域から参加するメンバーで構成するチーム同士の戦いも、リモートならではの見どころだ。

 大会本番に向けて5月29日(木)から、参加を検討している対象者向けのリモート練習会を実施する。大会種目の「オンラインボッチャ」「OriHimeサッカー」「OriHime-T配膳」の3種目を自宅や病室などからリモートで体験し、ルールや競技内容を理解した上で、どの種目でエントリーをするかを各自が決める。

 エントリー対象となるのは、①29歳以下でスポーツをする上で困難がある人 ②自身で、もしくは介助者同伴のもとでデバイスの操作ができる人 ③3回行われる練習会に1度でも参加した人。

 練習会を経てエントリーを決めた選手たちが、各種目最大4チームずつ(3人1組)に振り分けられ、種目ごとに8月24日(日)の決勝進出に向けた予選会を実施。各種目の予選を経て勝ち抜いた総勢6チームが、決勝戦へと進出する。練習会・予選会の日程、申し込み方法等詳細は、大会公式ホームページに掲載している。