通常はボートの乗り入れが厳格に制限されている長野県の戸隠・鏡池の湖上へ特別に漕ぎ出し、新緑の絶景を楽しみながら自然環境保全に貢献する――。そんな貴重な体験ができるツアー「新緑の戸隠鏡池で貴重な体験!水草除去で自然と絶景を守る特別体験」が、6月7日(日)に開催される。現地体験型アクティビティー専門予約サイトを運営するベルトラ(東京)が、「ながの『四季の彩り』キャンペーン実行委員会」(長野市、戸隠観光協会)と連携して実施する。
妙高戸隠連山国立公園の環境を守りつつ、その魅力を深く知るサステナブルな観光の試み。ハイライトは、戸隠を代表する景勝地である鏡池での水草除去作業。鏡池は国立公園内の重要な自然環境として守られており、普段は水上への立ち入りが禁止されている。しかしこのツアーでは特別な許可を得て、ボートで池の中央へと漕ぎ出せる。穏やかな湖面に映り込む新緑の「逆さ戸隠」を水上から独り占めできる体験は、まさにこの日限りの特権。二人一組で水草を絡め取るシンプルな作業で、初心者でも参加できる。
知的好奇心を満たす学びのコンテンツも充実。午前中には、戸隠地質化石博物館の田辺研究員による特別レクチャーが行われる。コーヒーと焼き菓子を楽しみながら、鏡池の成り立ちや生物多様性の重要性、なぜ水草除去が必要なのかといったテーマを専門的な視点から学ぶ。また、午後は日本各地で持続可能な観光に携わってきた折原ガイドの案内により、鏡池から戸隠神社参道へと続く深い森を散策するネーチャーウォークも用意されている。ランチには、エリア内の「鏡池どんぐりハウス」で、地元産のそば粉を100パーセント使用した特製ガレットが提供される。
この取り組みは、環境省と企業が協力して日本の国立公園の魅力を世界へ発信する「国立公園満喫プロジェクト」の一環。人々の環境保全への理解を深めるとともに、地域の活性化に寄与することを目的としている。
募集人数は限定20人で、参加費は5600円(昼食・ガイド・レクチャー代等を含む)。参加条件は10歳から75歳までの健康な人で、安全上の理由から身長140センチメートル以上が基準。当日は汚れても良い服装や長靴の持参が必要。参加者にはベルトラオリジナルデザインの軍手が進呈される。長野駅からの観光特急バスに合わせた無料送迎も用意されている。










