まめ学

就活戦線も10月1日を前に終盤へ 内々定を獲得した人の割合は?

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 暑い日が続くが、暦はすでに9月──。2023年3月卒業(修了)予定の学生にとっては、10月1日の内定式を前に、就活戦線も大詰めを迎えたといっていいだろう。そうした中で学情は、23年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は「内々定の獲得状況」をテーマに8月26日~8月31日の期間に行った(有効回答数403)。

 今回の調査によると、さすがに終盤戦に入っているためか、内々定をゲットしている学生は多く、8月末時点の内々定獲得率は86.4%に達しており、前の月より5.4ポイント増加した。一方で、 就職活動を継続している学生はどうかというと、26.4%と前月比で9.2ポイントと大幅なマイナス。すでに7割を超す学生が納得のいく結果を出している様子で、こうした点からも就活戦線は終盤に入ったといえよう。文科系・理科系でみると、継続率は文系が31.6%、理系が17.3%と理科系の方が活動を早々に終える学生が多い。

 一方、内々定を獲得した企業への応募のきっかけを聞くと、「就職サイト(インターンシップサイト)で知って」が64.3%とダントツに多いが、直近では「大学のキャリアセンターからの紹介」が1カ月前の3.2%から6.3%へ急増。後半戦に入り、キャリアセンターを頼る学生が増えているようだ。