まめ学

食材はもやしやキャベツが増えたかも 値上げについてのアンケート

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 止まらない値上げラッシュ。買い物リストを見直しても、電気やガス代は出ていくし、冷房が要らなくなったら暖房の季節がやってくる。みんなはどんなふうに節約しているのだろうか。「値上げについてのアンケート調査」(ヒューネル・東京)によると、値上げで一番困るもの、そして使用量を減らそうと思うものは電気代だった。

 9月9日に500人(女性333人、男性167人)を対象に実施した調査。当然のことながら9割が値上げを実感しており、この値上げで節約意識が高まった人も8割。値上げされたら困るもの、使用頻度を減らしたり見直したりするものは電気料金を筆頭に、「食パン・菓子パン」「ガス料金」「水道料金」「灯油・ガソリン」の順だった。

 現在、どんなふうに節約しているかたずねたところ、最も多かったのは、買い物や自炊の工夫。外食を減らし、家で自炊するようになった人が増えたようだ。「安い日にまとめ買い」 「(お酒の)350ml缶を3本買うよりは、500ml缶を2本買う」「もやしやキャベツなど安い食材で料理する」など。節約のほかにも、副業を増やしたりポイント活動をがんばる、メルカリで稼ぐなど、“増やす”努力を挙げた人も多かった。

 目下10月は値上げラッシュのピーク。レトルトカレーやハム、ソーセージ、マヨネーズ、ビールや日本酒、地震保険や火災保険、雇用保険料、App Storeでのアプリ料金など、身近でじわじわと出費が増えている。“我慢の冬”がやってくる。