ひと頃に比べると、行動制限が緩和されるなどコロナ禍への対応が和らいだ感があるものの、そうであっても、街中でマスクを外すことができない──そう考えている人が多いのではないだろうか? そんな中でQ.E.D.パートナーズ(川崎市)では、「コロナ禍におけるマスク着用」に関するアンケートを実施。20~40代の女性181人を対象に、12月31日~1月2日に調査を行った。
最初に、いつまでマスク着用が続くと思うか聞くと、まだ数年続くと思うと答えた人が72.9%にのぼるなど、容易にマスクなしの生活に戻れないと思っている人が大半であることがわかった。ちなみに、回答者の中で自分はマスクをしていない、と答えた人は一人も居なかった。
次に「正直、マスクを外すことに抵抗あるか?」との質問を投げかけると、抵抗があるが30.4%、多少抵抗があるが45.3%、抵抗ないが18.2%、今すぐにでも外したいが6.0%となり、慣れもあるのだろうが、マスク着用を当たり前と考えている人が多数派となっている。着用派に理由を聞くと「すっぴんで外出できる」「ニキビなどができていてもマスクで隠せる」などのメリットを挙げる声が多い。
一方、マスクしていることで、「女性の顔」が魅力的に見えると思うかとの問いには、マスクによって顔が「少し魅力的に見える・魅力的に見える」と答えた人が78%に達した。反対に、対面でマスク外したら顔の印象が悪くなった経験がある人が8割以上。もはやマスクは顔の一部になるとともに、女性にとって「マスクの着用は都合良いことが多数ある」ということなのかもしれない。