今や生活の一部となって欠かせない人が多いと思われるSNS。とても便利なツールではあるが、はまり過ぎて、つい時間を忘れてしまう──といったことが多いのではないだろうか。Q.E.D.パートナーズ(川崎市)がこのほど実施した「SNSの利用状況」に関する意識調査アンケートによると、睡眠時間に影響している人が少なからずいる実態が明らかになった。20代~40代の男女200人が回答し、12月13日に聞き取りを行った。
最初に、SNSを1日にどのくらい利用しているかを聞くと、半数を超える53.5%の人が1時間以内と答えていたが、5時間以上のヘビーユーザーも6.5%いて、3時間程度~5時間以上を合わせると2割以上となった。
利用時間をセーブしたいと考えている人は54.5%だが、その人たちに利用時間を聞くと最も多かったのは1時間以内(40.4%)で、次いで2時間程度(31.2%)、3時間程度(14.8%)となった。1日の理想的なSNS利用時間を尋ねると、30分程度と回答した人が49.0%、1時間程度と答えた人が39%となった。1時間程度以内に抑えたいと考えている人が全体の9割近くとなっている。
一方、SNSの利用が睡眠時間に影響を与えていると思っている人は38%だった。SNS依存という言葉があるが、健康を考えれば、SNSの利用時間を見直した方が良い人もいそうだ。