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河合優実、デビューから3年「ただがむしゃらにやればいいという時期はもう終わった」【インタビュー】

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-22年も『PLAN 75』など多数の出演作が控えています。個性的な役を演じる機会が多いように思いますが、ご自身ではどんなものが求められていると感じていますか。

 どんなものかは分からないですが、なぜか入院する役と自殺する役が多かったですね(笑)。なぜこんなにひどい目にばかり遭わなきゃいけないのかと思ってしまったぐらい、不幸を請け負ってばかりでした(笑)。最近はそんなこともないですが。

-今後はどのような仕事をしていきたいですか。

 この3年間、映像作品を中心に仕事をしてきましたが、やはり私の根本(ねもと)には舞台があることも感じているので、両立していけたらと思います。

-舞台に立つことで、初心に返ることができるんですね。

 特に私の場合は、そこ(舞台)から始まったという思いがあるんだと思います。自分の体で表現すること自体の喜びを舞台ではより感じることができるので。映像とは全く違う楽しさがあります。

-最後に、改めて本作への意気込みを。

 本当に、オファーを頂いたときから、ずっと出演することを楽しみにしていた作品です。今は、稽古が始まるのが待ち遠しくてたまりません。面白い皆さんと共に、面白い物語を損なわないように、私が出演することで新しい風を吹かせられるように精いっぱい楽しんで演じたいと思います。

(取材・文・写真/嶋田真己)

日本総合悲劇協会 VOL.7「ドライブイン カリフォルニア」

 「日本総合悲劇協会 VOL.7『ドライブイン カリフォルニア』」は、5月27日~6月26日に都内・本多劇場、6月29日~7月10日に大阪・サンケイホールブリーゼで上演。
公式サイト https://otonakeikaku.net/2022-drivein/