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坂本真綾「まさかこのような展開が待っているとは夢にも思わなかった」 約9年ぶりのMCU作品参加で感じた驚きと喜び 映画『ソー:ラブ&サンダー』【インタビュー】

坂本真綾「まさかこのような展開が待っているとは夢にも思わなかった」 約9年ぶりのMCU作品参加で感じた驚きと喜び 映画『ソー:ラブ&サンダー』【インタビュー】 画像1

-本作の予告を最初に見たときに、ヒーローとなってソーと共にバトルをしている姿にとても衝撃を受けました。アフレコ収録などで本編を初めて見たときの感想をお願いします。

 まさかこのような展開が待っているとは夢にも思わなかったので、初めでキービジュアルを見たときには、あまりにも驚いて笑ってしまったんですが、本編を見るとなぜジェーンがこのような生き方を選んだのかが分かるので、納得というか、より一層彼女のことを応援したくなりました。

-昨年、デビュー25周年を迎え、今年はお子さんが誕生し、公私ともに忙しさが増している坂本さんですが、今後挑戦してみたいことなどはありますか。

 同世代であるナタリー・ポートマンさんの声を、10代のときから長年にわたり多くの作品で担当させていただいてきたので、彼女が進み続ける限り、私も頑張って続けていきたいし、できれば年を取っておばあさんになっても、彼女の吹き替えをやらせてもらうことができたらいいな…というのが私の夢の一つです。吹き替えを通して、彼女から多くの刺激をもらってきたし、俳優として学ぶことがたくさんありました。一度もお会いしたことはないのですが、勝手ながらとてもよく知っている親しい人のような気持ちで彼女を応援しています。

-最後にファンへメッセージをお願いします。

 久々に再会したジェーンはこれまで以上にかっこよく、美しく、そして相変わらず真面目で、それでいておちゃめで。ほれ直してしまうほどすてきな人でした。ソーとジェーンは、お互いに運命の相手であるにもかかわらず、何度もすれ違ってきた恋人同士だったように思います。そんな2人が今作で再会してどんな関係を築いていくのか、ぜひ劇場で見守ってほしいです。

(取材・文/丸山有咲)

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