―ラブコメディーならではの“キュン”シーンも盛りだくさん。お2人が特にオススメのキュンポイントは?
岡本 たくさんあり過ぎるんですよ。
長妻 1つは酔っ払っているシーンじゃないですか? 酔っ払ってソファでイチャコラするシーンがあるんです。
岡本 社長の酔っ払ったお芝居がめちゃめちゃ良くて! 世の女性は、全員“キュン死に”するんじゃないかっていうレベルで、かわいい城咲を長妻さんが全力で演じられています。
長妻 いやいや!
岡本 男性のカメラマンさんも思わずずっとニヤニヤしていたくらい(笑)。あれは、いいモノを見せていただきました。
長妻 僕が持っているキュンは全部詰め込みました。チューするのかしないのか、その前に“服着てるの?”みたいなシーンなんですけど、あのシーンはアブないですね。皆さん、お酒には気を付けたほうがいいですよ!
―タイトルにちなんで、撮影中に「正気ですか?」と思った出来事は?
長妻 それはいっぱいありますよ。
岡本 いっぱいあるよね!
長妻 お風呂のシーンがあったんですけど、お湯が熱い上に撮影も結構長かったんですよ。
岡本 撮影用ではない、リアルなお風呂の温度だったんです(笑)。
長妻 それで、奏音さんを見たら顔が完全にのぼせちゃっていて、「おい! 正気か?」って。
岡本 アハハ!
長妻 心配になりました(笑)。
岡本 私もそのシーンですね。私はのぼせないようにしながら撮影に集中するのに精いっぱいだったので、社長が気を使ってくれたのか、現場を盛り上げようとふざけ倒していて。
長妻 ホントにふざけてたなぁ~。
岡本 小学生の水遊びのようにふざけていたんですけど、そこは結構大事なシーンだったので、「正気か?」とは思っていました(笑)。「ケガするなよ?」って言いたくなるくらいだったので。
長妻 衣装部屋からパンツ一丁でポーンと出てきてピヨピヨ歩き回って、「戻ってきなさい!」って怒られて戻る、みたいな(笑)。
岡本 小学生みたいですよね? そういうときは、社長感は0ですね。
長妻 僕はカメラが回っているときだけしか社長にはなれないので。普段は絶対に、あんな風にカッコ付けられないですもん!