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黒羽麻璃央「松村さんに大きな愛をぶつけました」 松村沙友理「もしかしたら“交際0日婚”の可能性もあるのかも!?」 ドラマ「焼いてるふたり 〜交際0日 結婚から恋をはじめよう〜」【インタビュー】

 黒羽麻璃央と松村沙友理がW主演するドラマ「焼いてるふたり 〜交際0日 結婚から恋をはじめよう〜」が読売テレビ、中京テレビほかで放送中だ。本作は、ハナツカシオリ氏の人気漫画『焼いてるふたり』をドラマ化。“交際0日”で結婚した恋に不器用な健太(黒羽)と千尋(松村)の週末婚BBQライフを描く、空腹感と幸福感が刺激されるラブストーリー。

 おいしい物をおいしく食べたいという料理への純粋な気持ちと、千尋を喜ばせたい気持ちがあふれるBBQ青年・健太を演じる黒羽と、食べることが大好きでクールなアラサー女子・千尋を演じる松村に、ドラマの見どころやお互いの魅力、結婚観などを聞いた。

インタビューに応じた黒⽻⿇璃央(左)と松村沙友理 (C)エンタメOVO

-人気漫画が原作ですが、ご出演が決まったときの気持ちを教えてください。

黒羽 僕は不器用で料理をあまりしたことがなかったので大丈夫かなと思いましたが、このドラマのオファーをいただいた際に挑戦することに決めました。原作漫画を読んで、すごくいとしい2人だなと思いましたし、恋に料理に見ていて幸せになる作品だなと思いました。

松村 最初に原作を読ませていただいたときは、千尋と自分があまり近いキャラクターではないのかなと思ったので少し不安でしたが、お話自体がとても幸せで、おいしいご飯がたくさん出てきますし、私も食べることが好きなので撮影が楽しみになりました。

それぞれの役柄をどのように捉えて演じましたか。

黒羽 健太は千尋さんラブなのですが、不器用で、たまに過度な愛情表現が出てきてしまうこともあります。現場の女性は(黒羽の演技に対して)賛否両論きれいに分かれていて、刺さるチームと刺さっていないチームがあったので、皆さんに「今のはどうですか?」と聞いて「ちょっとやり過ぎだよ」と言ってもらったりしながら、いいあんばいを考えて演じました。でも、千尋を演じる松村さんには刺さっていたので、松村さんに刺さってくれればいいなと思い、大きな愛をぶつけました。

松村 黒羽さんが演じる健太さんは、すごくかわいくて、撮影のときに「かわいい、かわいい」と言って毎回刺さっていました。千尋はクールビューティーですが、感情表現が苦手なだけで、いろんなことを感じている子だなと思ったので、健太さんのことが大好きだけれど、それをうまく出せないところを大事にして演じました。

撮影を通じて、お互いの印象が変化したことはありますか。

黒羽 松村さんは、想像していた何倍もご飯を食べる方で、カットがかかっても永遠と食べ続けていました。すごいなと思ったのは、早朝から焼肉を食べるシーンを撮ったときに、僕はその時間から焼肉を食べたら午後はさっぱりとしたものがいいなと思っていたのですが、松村さんは朝に焼肉を食べたことによって“焼肉を食べたいスイッチ”が入ってしまい、夜にまた食べに行ったというお話を聞いて。強靭(きょうじん)な胃袋を持たれている方だなという、意外な一面を見つけました。

松村 私は黒羽さんが本当に健太さんにしか見えていなかったので、(撮影時に)健太さんは愛情表現がすごかったのに、楽屋に帰ると、いつも「あれはやり過ぎたのかな」と反省されていたので、「え? あれって本心で言ってくれたんじゃなかったの?」と思っていました(笑)。

お互いにキュンキュン刺さったイチオシのシーンを教えてください。

黒羽 千尋さんにキュンキュンしたシーンは、僕が作った物をすごくおいしそうに食べてくれるところです。きれいな食べ方をされていますし、食べっぷりのいい女性は魅力的だなと思うので、きっと見てくださる方もキュンとするんじゃないかなと思います。

松村 7話の中で、私が家で待っているときに健太さんが「もう家に千尋さんがいるなんて最高だー!」と言いながら走って帰って来るシーンがあるのですが、心の中で思っていることが全部声に出ていて、私がいるかな? という感じで家の方を見ながら走ってくるのがかわいくて、もう完全に犬でした。