-作業本作の中では壁にぶつかってダンスを辞めようと悩むシーンもありますが、佐々木さんにもこの10年でそうしたタイミングはありましたか。
たくさんありました。今は笑い話ですが、シンメ(立ち位置が対称となる相手)がどんどんグループを組んでいくということもあったりして(苦笑)。
-そうしたときに乗り越えてきた原動力は?
単純に踊ることや歌うこと、ステージに立つことが好きだったということが大きいです。勉強もできないですし、就職したいというわけでもなかったので、それしかなかったんです。
-10年が経ち、今はどんな目標や夢がありますか。
いろいろなステージに立ちたいです。最近、バラエティーにも出させていただくのですが、これまでやったことがなかったことにも挑戦させていただいています。そうしたことを通して、佐々木大光を多くの方に知っていただけたらいいなと思います。
-今、お芝居に歌、ダンス、バラエティーとマルチに活躍されていますが、佐々木さんにとって軸となっている活動は?
ライブです。やっぱりライブが大好きなので。アイドルの本業でもあると思うので、ライブは外せません。
-2025年にやりたいことはありますか。
特にこれをやりたいということはないですが、いただいたお仕事を全力でやりたいとは思っています。舞台もそうですし、バラエティーもライブも、目の前のことを全力でやるということが、今やるべきことなのかなと思います。
-では、同じように夢を追いかける方に佐々木さんからエールをお願いします。
自分から動くことが大事だと僕は思います。待つだけではだめだというのが自分の経験から感じたことです。ダンスレッスンでもドラムのレッスンでも、「自分はこういうことをやりたい」と周りの方に伝えることが大事だと思います。行動力がある人はやりたいことをつかんでいくのかなと思います。
-最後に作品を楽しみにしているファンの方にメッセージを。
エンタメがあふれるすてきな作品です。楽曲も良いですし、振り付けも素晴らしくて、1分1秒も飽きさせない舞台になっていると思うので、ぜひ楽しみに劇場に足運んでいただけたらうれしいです。
(取材・文・写真/嶋田真己)
※「高橋海人」の「高」ははしごだか
LEGEND STAGE PRODUCE「ダッドシューズ2025」は、3月8日~17日に都内・ヒューリックホール東京、3月22日~23日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演。
