
「帝国ホテル 京都」が3月5日(木)、京都・祇園にオープンした。同ホテルは、祇園甲部歌舞練場敷地内にある国の登録有形文化財「弥栄(やさか)会館」の一部を保存・活用したホテルで、弥栄会館の意匠を受け継ぎながら、日本古来の自然素材などを使った内装となっている。客室数は本棟47室、北棟8室で、レストランやバーラウンジ、ペストリーショップ、プール、サウナ、フィットネスジムなどを備えている。
5日にオープニングセレモニーが開催され、文化庁の都倉俊一長官や西脇隆俊・京都府知事、松井孝治・京都市長らが来賓として出席し、同ホテルの坂田玲子総支配人とともにテープカットを行った。
開業祝いとして、祇園甲部の芸妓(げいこ)20人による「手打ち」が披露された。「手打ち」は京の顔見世に出演する役者を迎える際に、なじみやひいきの人達が、連中を組んで行ったもので、現在は祇園甲部の芸妓がお祝いの席や記念行事での出し物として伝え続けているという。
坂田支配人は「長年にわたり愛されてきた建物の姿や記憶を受け継ぎ、この地がつむいできた物語を未来へつなぐ。私たちは、祇園の文化を発言する“集いの場”として、地域の皆さまとともに、次の百年へと続く新たな歴史を重ねていく」とコメントした。









