カルチャー

科博の化石ハンター展 「ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣」

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 夏休みの国立科学博物館は「化石ハンター」が主役だ。著名な化石ハンター、ロイ・チャップマン・アンドリュースがゴビ砂漠で発見した恐竜や哺乳類の研究成果を、標本や映像とともに紹介する「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」が、7月16日~10月10日まで、国立科学博物館で開催される。

アンドリューサルクス 頭骨
アンドリューサルクス 頭骨

 「化石ハンター」は、探究心に富み、抜群の行動力で貴重な化石を発掘・研究する挑戦者のこと。この特別展では、ロイ・チャップマン・アンドリュースをはじめとする化石ハンターに注目し、100年の間に中央アジアで発見された最新の研究成果について、恐竜や史上最大の大型哺乳類などの標本を含めた貴重な資料を通して紹介する。また、氷河時代の大型哺乳類の放散・進化を示す「アウト・オブ・チベット」説を、世界初公開となる、チベットケサイの全身骨格復元標本と生体復元モデルの展示とともに解説。化石ハンターをテーマに、新たな知的冒険の旅に誘う科学展覧会だ。

チベットケサイ 生体復元モデル
チベットケサイ 生体復元モデル

 入館料は一般・大学生税込み2,000円、小、中、高校生同600円。事前に公式サイトで日時指定予約が必要。