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9月9日に「江戸川落語会」、150回記念で落語と特別展 橘家圓蔵の出身地で 1985年から開催

「江戸川落語会」が150回記念で落語と特別展 9月9日、橘家圓蔵の出身地で1985年から開催 画像1
江戸川区総合文化センター 「謎解き☆江戸川落語会展」で展示される色紙

 

 東京都の江戸川区総合文化センターが主催している「江戸川落語会」が150回を迎えることになり、9月9日(金)に「第150回江戸川落語会~おかげさまで150回記念~」を開催する。チケットは完売しているが、センターで同時開催する特別展「謎解き☆江戸川落語会展」(無料)は自由に観覧できる。

 同センターによると、「江戸川落語会」は江戸川区出身の落語家・八代目橘家圓蔵(たちばなや・えんぞう)の協力で、区の主催事業として1985(昭和60)年に始まり、今年で37年目。これまで橘家圓蔵のほか、古今亭志ん朝、五代目・柳家小さん、五代目・三遊亭圓楽、十代目・柳家小三治らが20回以上出演。このほかにも立川談志、立川志の輔など人気噺(はなし)家らも出演し、毎年4回ペースで開催してきたという。第150回記念会は、春風亭一之輔、三遊亭兼好、蝶花楼桃花の真打ち3人が落語を披露する。

 「謎解き☆江戸川落語会展」は、出演者たちの直筆サイン色紙や橘家圓蔵ゆかりの品などを展示する。特別展は当日のみ。午前10時から午後7時45分まで、江戸川区総合文化センター1階展示室で開催する。