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「今村翔吾のまつり旅」が9月24日に山形県新庄市でゴール フィナーレを記念 しイベント開催

「今村翔吾のまつり旅」が9月24日に山形県新庄市でゴール フィナーレを記念し、イベント開催 画像1
山形県新庄市 「今村翔吾のまつり旅 The Final in 新庄」

 

 2022年に「塞王(さいおう)の楯(たて)」で直木賞を受賞した歴史・時代小説家の今村翔吾氏が行っていた、47都道府県の書店や学校をワゴン車で巡る「今村翔吾のまつり旅」が9月24日、山形県新庄市でゴールを迎える。

 新庄開府400年記念事業実行委員会はこの日、「今村翔吾のまつり旅 The Final in 新庄」を最上中央公園の「すぽーてぃあ」で開催する。午後1時30分からの第1幕は、まつり旅メモリアル映像の放映とまつり旅グランドフィナーレを行い、3時からの第2幕はサイン会を開催する。イベントでは、18年にユネスコ無形文化遺産に登録された「新庄まつり」の山車展示や囃子(はやし)演奏、新庄藩の火消しが題材となっている「羽州ぼろ鳶(とび)組シリーズ」のパネル展示なども行う。 

 今村氏は、ダンスインストラクターや作曲家、守山市埋蔵文化財調査員を経て、17年3月に「火喰鳥(ひくいどり) 羽州ぼろ鳶組」で小説家としてデビューした。「まつり旅」は今村氏が直木賞受賞の記者会見で「今年中に47都道府県の書店にお礼に回りたい」と宣言し、今年5月30日から118泊119日の日程で、滋賀県守山市からスタートした。