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ジブラルタ生命、千葉県茂原市教委に社内表彰金1万ドルを寄付 田中市長「市内の学校の大型ディスプレー設置に活用したい」

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ジブラルタ生命 「贈呈式での記念撮影」(左から;田中市長、細木原氏、内田教育長)

 

 ジブラルタ生命保険(東京都千代田区)は、親会社のプルデンシャル・ファイナンシャル(米ニュージャージー州ニューアーク)が創設した「坂口陽史(さかぐち・きよふみ)ゴールデン・ハート・メモリアル・アワード」で2022年度、千葉支社茂原営業所に所属する細木原美佐子(ほそきはら・みさこ)エグゼクティブ・ライフプラン・コンサルタントが受賞したことを受け、賞金の1万ドル(148万円)を、細木原氏が寄付先として希望した茂原市教育委員会に贈呈した、と発表した。

 11月25日に茂原市役所で行われた贈呈式で、細木原氏が「茂原は生まれ育った愛着のある所。私を育ててくれた茂原に寄付することができ、大変うれしく思う」と話すと、田中豊彦市長は「寄付はありがたい」とした上で、使い道について「市内の学校に大型ディスプレーを設置したいと考えている」と語った。

 同賞に冠されている故・坂口氏は、プルデンシャル・ファイナンシャルの国際保険部門の育ての親で、プルデンシャル生命の創業者。同賞は、プルデンシャル・ファイナンシャルが掲げる生命保険への理念や、顧客への献身的なサービス提供などの使命を社員に伝承するため、02年に創設された。営業社員を対象に、国際保険部門傘下の各社から毎年1人が選定されている。細木原氏の受賞は地域社会への貢献活動も評価された、という。