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高齢者の認知機能低下を予防するプログラム SOMPOケアのサ高住に順次導入

高齢者の認知機能低下を予防するプログラム提供 SOMPOケアのサ高住に順次導入 画像1
SOMPOケア 「SOMPOスマイル・エイジングプログラム」

 

 SOMPOケア(東京都品川区)は、高齢者の生活習慣改善によって認知機能低下を予防するオンラインプログラム「SOMPOスマイル・エイジングプログラム」を、同社が運営するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に順次導入する。

 プログラムは「運動」「栄養指導」「認知機能訓練」「社会参加」の四つの要素を含み、トータルパッケージとして継続的に実施することで、同社のサ高住利用者の身体機能や認知機能の低下を予防し、要介護度の悪化予防や健康寿命の延伸につなげていく、としている。年に2回、身体機能と認知機能の数値を測定する。

 このプログラムは2020年に開始し、本格導入に向けた準備として、これまでに同社の利用者約300人を対象に先行実施した。その結果、身体機能や要介護度の維持、認知機能の維持や改善が期待できるなどの効果が見られたことから、導入を決めたという。先行実施に参加した利用者から「マッサージなどで体調を整えていたが、このプログラムの方が体調に良い変化があった」「起き上がりが楽になり、高いところにある物も背伸びをして取れるようになった」などの声があったという。